meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

Photometrica

AAVSOの会員は、ただで使えるというので試してみました。
結論、やだ、これ、すごい。
昨日ちまちま測っていた苦労はなんだったの?

潰れて見えないのと思うので、linkを見てください。(注意:ファイルサイズでかいです)
望遠鏡の設定は、GRASの望遠鏡はプリセットされていたので、選んだ後、画像をupload。
AAVSOのデータベースから比較星を引いて、VSXから変光星をloadすると、アパチャ測光(アンサンプル測光)をしてくれて、reportボタンを押せば、AAVSOの報告フォーマットで出ます。
#嘘。reportボタンを押したら、check星を1つ以上設定しろと言われた。すげえ。
飽和している星は自動で除外してくれます。

だた、常用するかというと、オンラインツールなので、微妙です。
#photomericaをローカルに導入してもいいけれど、確か、すごく高いです。
#加えて、ローカルで使った時に比較星のカタログの設定とか、AAVSO経由で使うのと同じ使い勝手で使えるか不明です


ともあれ、Astrometricaみたいな変光星の測光ツール欲しいよねと言っていたのは、既に実装例があるのはわかりました。
だれか、これと同じフリーのツール作って?
比較星と変光星の同定をして、ぱっと、測光結果を出してくれるツール。


なお、photometrica、連続測光や、変光星捜索機能もあるらしいのですが、まだ、試してみていません。


(追記)
Photometricaのwebを見たら、完全に、オンラインで使うことを想定してるツールみたいですね。
AAVSOの会員向けツールだとも明記してありますし。
という訳で、やはり、スタンドアローン版希望。


(追記 2014.8.29)
Photomericaは、その後、VPHOTって名前を変えました。
Phototricaの商標を持っているところから、クレームが付いたそうです。
で、photometrica.orgでつなぐと、その会社の方へつながるようになっていたので、上の文章のlinkを外しました。