他の星を調べていて知った星です。
O-Cがサインカーブを描いていて、
New Systems Showing the Light-Time Effect Zasche, P. ASP Conference Series, Vol. 349, p. 379 (2006)
という論文がありました。
国内では、1995年に、眼視で、1夜2名の観測があるだけのようです。
周期は、1.948723日と、ちょと長いですが、変光範囲が大きく(11.2 - 13.5V）て、楽しそうな星です。
上記の論文に、載っているもうひとつの星、IV Casは2006年に観測があるのですが、その後、追われていません。
って、書いていて思い出した。あの、IV Casですね。
IV Cassiopeiae: a Probable Photometric Triple Star Wolf, M., Zejda, M., Kiyota, S., Maehara, H., Nagai, K. and Nakajima, K. IBVS5735
北の星ができる方は、ぜひ観測を。
#といっても、この星は、周期が1日に近いので、タイミングが悪いと、極小になかなか当たらないかもしれませんが。
ちなみに、IV Casは、δ Sct型変光星を含む系です。
A catalogue of close binaries located in the δ Scuti region of the Cepheid instability strip Soydugan, E.; Soydugan, F.; Demircan, O.; İbanoǧlu, C. MNRAS (2006)
Discovery of a Short-Periodic Pulsating Component in the Algol-Type Eclipsing Binary System IV Cas Kim, S.-L.; Lee, C.-U.; Koo, J.-R.; Kang, Y. B.; Lee, J. W.; Mkrtichian, D. E. IBVS5669 (2005)
Algol-Type Eclipsing Binaries with δ Scuti-Type Pulsating Components: IV Cas Seung-Lee Kim, Jae Woo Lee, Chung-Uk Lee, and Jae-Hyuk Youn PASP (2010)
