meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

優性遺伝

メンデルの法則 優性決める物質を特定 東北大(河北新報)
日本語で、OK?


いや、優性遺伝は、記事の中にもある

過去には劣性遺伝子自身が機能を欠く事例が報告されているだけだった。

で、普通十分でしょう?だけだった、って、あぁた。
#とくに、例としてあげているメンデルのエンドウ豆の色とか。


で、原文まだ読んでませんが(<読めよ)、記事にも出てくるアブラナ科の植物が持つ、近親交配を回避する性質(自家不和合性?)で、sRNAが、抑えている例が見つかった話に読めます。
で、その場合の優性、劣性ってに何?
#原文読まないとだめそう。


(追記)
ざっと読みました。
論文にも優性/劣性て書いてあるけれど、自家不和合性に関係するSP11って遺伝子、対のうち片方がメチル化されていてそちらは発現が抑えられている(動物の母性/父性遺伝とかでもよくあります)、つまり劣性なのですが、その発現が抑えられている仕組みに、trans-actingsmall non-codingRNA(sRNA)が関わっているのを解明したという事のようです。
キーワドは、monoallelic gene expression systemsらしいです。
斜め読みなので、微妙に違っている可能性はありますが。


(追記2)
こっちは判りやすい
メンデルの法則 優性遺伝子から「劣性」抑制物質…奈良先端科学技術大学院大