meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

農業の集約化と二酸化炭素

食品安全blog経由。
High-yield agriculture slows pace of global warming, say Stanford researchers
元になったPNASの論文、
Greenhouse gas mitigation by agricultural intensification
Jennifer A. Burneya, Steven J. Davisc, and David B. Lobella
は、この手の論文に慣れていないわたしには読みづらいです。
というわけで、上記の解説の方を読みました。
1960年と最近を比べて、農業の集約化が、二酸化炭素排出を抑えているという論文です。


で、いくら固定が効率的に行われても、増えた人口を養う分収量増えてるんだろから、その分、二酸化炭素排出量は増えてるんだろうにと思いました。
#収穫されたものは、最終的には消費されてしまうので。
と思ったら、冒頭の方で、集約化で森林を伐採しなくて良かった分とかを加味してあるようなことが書かれています。
なるほど、そういう理屈ですか?
まぁ、ほかにも、いろいろ積み上げていそうなので、ちゃんと読んでからでないと評価出来ないのでしょうが。