幻影随想さんのところで、取り上げられていた、バイオエタノール原料のトウモロコシの収量を上げようという話。
Dupontの関係者の話として、現在の150ブッシェル／エーカーの収量を、将来、400ブッシェル／エーカーにまであげるという計画を語ったとロイターで報じられていました。
#当該記事は既にlink切れ
GMOを使ってというけれど、さて、どうやりましょう？
記事では、過去40年間で収量が2倍になったと書かれていましたが、それは、F1ハイブリッド(1代雑種)によるものですね。
収量少ないうちは、工夫で、収量はどんどんあげられるのですが、ある程度すると頭打ちになります。
とても、150＞400なんて技術は、わたしには、思いつきません？
#できたところで、肥料代もかかりそう？
#エターノルで節約できた分のCO2排出と、栽培に必要な資材を作る時のCO2負荷のバランスってどうなっているのでしょう。LCAってやつですね。
さて、F1ハイブリッドですが、掛け合わせによっては、元々の両親の品種の形質を合わせたのより高い形質を示すというもので、雑種強勢とよばれる現象です。
以前、うちの職場でも、雑種強勢の原理を探っていた人がいましたが、仕組みはとんと判りませんでした？
最近の研究では、どのようになっているのでしょう？
あと、最近気になっているのは、炭素をエタノールにした後、残った窒素の処分はどうしましょう？
