安全性評価とかは、いろいろな要因が絡むので、条件を限定的にした実験だけでは、なかなか、本当のことがわからないことがあります。
#そもそも、実験では、そうしないと、実験はしてみたけれど、何もわからないという事態になる可能性があります。実験なんてそんなものです。
そこで、大規模な疫学調査とかが行われることになりますが、今度は、何らかの因果関係がつかめたとしても、やはり、その仕組みがわからないと、実験科学者としては落ち着きません。
さて、最近、空気清浄機で、インフルエンザに効くと称する製品が発売（発表)されたようですね、
これなんか、原理はわかるし、実験で効果の一端は確かめられるのでしょうが、本当に効くかは、疫学的な調査でもしないとわからないのでしょうね。
#遠回しな言い方ですが、お察しください？
関連？
FDAが発表したFraudulent 2009 H1N1 Influenza Products List(インチキ2009 H1N1インフルエンザ製品リスト、食品安全情報blogより)
