植物生理学会の本で、サイエンスライターの方が、専門家にインタビューして、最新の研究の話を紹介するという一般向けの本のシリーズの第1巻です。
研究そのものだけでなく、グローバルな社会との関連も見据えていて、でなくよく書けていると思います。
進化の話から、グローバルな環境のシミュレーションに話まで、広い話題が、コンパクトにまとまっています。
わたしとしては、個々の研究は知っている話ばかりだけれど、こういった大局的な検知からまとめられているのを読むと、勉強になります。
しかし、この本って、シリーズ監修者のMさんと第1巻の監修者のTさんの酒の席でアイデアが出たのではないかと思うのは、穿った見方過ぎですか?
- 作者: 葛西奈津子,日本植物生理学会
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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