某質問掲示板で、「ガリレオが地動説に執着した理由」という題で、ガリレオが地動説に固執した理由はなんですかという質問がありました。
回答は、しばらく前のわたしなら是としたであろうものが多いですが、誰も読まなかったコペルニクスを読んだ後だと、?と思う回答も多かったです。
通説というか、一般に流布している話は、怏々として、それが、本なり(最近ならWeb?)に書かれていた時代の人々の意識も反映されているので注意が必要だと思います。
何が言いたいかというと、「コペルニクスもガリレオも神様は信じていたと思うよ」かな?
あと、この手の質問掲示板の回答で気をつけないといけないと思うのは、典拠のある事実と、回答者本人の感想めいた内容が、分かち書きされていない場合ですね。
質問した人には、どちらも同じ重みで理解されやすいと思います。
もう一度貼っておく
誰も読まなかったコペルニクス -科学革命をもたらした本をめぐる書誌学的冒険 (ハヤカワ・ノンフィクション)
- 作者: オーウェン・ギンガリッチ,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (43件) を見る