meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

材割

先日のエントリにコメントをいただいたので、改めて、少し考えてみました。
まだよく考えがまとまっていませんので、おかしなところがあるかも知れませんが、現時点での考えです。


まず、材割という言葉は、先日の番組で初めて知りました。
やはり、TVの番組の映像というのはインパクトがありました。
子供の頃、いかにカブトムシやクワガタを捕るか腐心した昆虫少年だった自分の記憶と照らしてみて、番組を見ての感想は、「材割ってのは、ちょっとやりすぎでないか」という印象でした。


で、「材割」でgoogleってみると、沢山、エントリが出てくるのですが、印象としては、古いページが多いなという印象でした。
最近は、反省もあって少し下火なのかもしれないと思ったのですが、どうでしょう?
番組でも触れていましたが、初心者による、若い樹の材割りとかが残っている問題なのかもしれません。
#インターネットの情報だけでなく、もう少し、いろいろ情報収集してみる必要はありそうですが。


子供の頃、堆肥の山でカブトムシの蛹を大量に見つけて喜んだ時の印象では、幼虫や蛹というのは、結構、気を使わないと飼育がうまくいかないという感じでした。
材割りで幼虫を手に入れてもうまく飼育できているかどうか心配ではあります。
勿論、飼育がうまくいかなかったというのも、教育的配慮からは貴重な経験ですが、幼虫採取がブームで過熱気味になっていないかという懸念はあります。


で、もう一つ気になったのは、日本の山林って、どこも誰かの所有物だよなということです。
昆虫採取に少し入らせていただくというのは、社会通念上許容範囲だと思うのですが、材割りは、やはりいき過ぎではないかと思いました。


番組での取り上げ方に、演出気味的ところがあって、現在は、問題もちゃんと認識されているというのであって、わたしの心配が杞憂であればいいのですが。


クワガタの売買ですが、バス釣り、底引き網漁等と同じく、様々な側面があるので、一概にいえないというのが優等生的な感想でしょう。
でも、個人的には、商売として成立しているというのは、どうかなという気がします。