昨晩、NHK-BSのドキュメンタリーで取り上げていた話題。
中国の麦刈をする季節労働者の麦客。
河北省の兼業農家は、コンバインを購入して、自分の畑を収穫するだけでなく、先に実る河南省へコンバインを持って出稼ぎにいくそうです。これを称して鉄麦客。
自治体のバックアップを受け、河南省まで、隊列を組んで数百km、コンバインで移動する人々。すごすぎ。
番組では、唯一の現金収入を得るために、昔ながらに山村から出稼ぎに来て、手作業で麦を刈る(老)麦客も取り上げ、鉄麦客との対比も示していました。
機械の導入で、仕事を奪われる従来の麦客たちというトーンだけでなく、コンバインを買って出稼ぎに来てみたものの、それなりに苦労のある鉄麦客という取り上げ方をしていました。
鉄麦客にしろ、老麦客にしろ、みな顔にバイタリティがみなぎっていて、思わず見入ってしまいました。
