meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

イー・モバイル、帯域制限

『EMOBILE通信サービス』における通信品質確保を目的とした対策の運用基準改定について
わたしも、時々しか使わないけれど、使う日はとことん使うので、この改訂は痛いです。
#まぁ、8月から実施なので、変光星観測者会議の中継のチェックには引っかからなくて良かったです。


問題は、帯域制限ってどの程度かということですね。

「帯域制限後の速度についてはすべて非公開」という回答でした。(Gigazine)

Gigazineさんの問い合わせに対して、答えられないとしているようですが、条件を曖昧なまま契約ってのは、不自然ですね。
#まぁ、もともとが、ベストエフォートですが。


乗り換え様にも、WiMaxは使える場所が少な過ぎる+移動中使えないし、Docomoのは、プロトコルのシバリがきついので、困ります。

論文誌の電子版の値段

Moriyama.com経由
400%の値上げか、88%の値下げを50%の値下げにするだけか?:カリフォルニア大電子図書館 V.S. Nature Publishing Group


UCの契約がどうなっているのか知らないのですが、うちの例から類推します。
#っていっても、図書員をしていたのはしばらく前なので、事情は変わってるかも。


図書館で冊子体の雑誌を買うと、回し読みできるからというので、個人で買うのよりずっと高くなります。
で、昨今のネット事情や書庫の場所の確保の問題から、冊子体は辞めて、電子版にしようとすると、これまた、もっとずっと高くなります。
大抵は、算定基準が、職員の数だからです。
で、高過ぎるのをどうにかしようと、複数の機関でコンソーシアムを組んで大型契約にして、その分、割引を求めます。
UCも、コンソーシアムを組んでいるようなことが書いてあります。
そこでの、値引き率が88%だったのが、50%になるという事のように読めます。


で、UC側が強い態度にでるのは、年々、図書購入にかかる費用が増えていて、財政を圧迫しているからだと思います。
どこも、事情は似たようなもののようです。


学術誌の出版社は、経営が厳しいところが多いので、最近は、合併統合(買収?)がつづいていました。
大きくなった分、出版社の発言力が強くなったと図書館側は感じていることが多いようです。
いや、Natureがこの例にあてはまるのか判りませんが。


ちなみに、論文誌のオンラインアクセスは、日常になりすぎて、これがないと日々が成り立ちません。
図書館に足を運ぶ事は、滅多に無くなりました。

new G15

GRASのweb pageで、MoorookのG15のCCDが、ProLine E2V CCD47-10-1-109になるとのアナウンスが出ていました。

Due to the lack of sensitivity of Si CCD camera in the NIR, this region is still largely unexplored by amateur astronomers and imagers. G15 closes this gap and opens new horizons of what can be imaged in the NIR. It is now possible to examine many objects with extended filter / color compositions. And to explore regions highly obscured by dust in the plane of the Milky Way or to explore faint, extended red emission (ERE) nebulae. Uncover stars and other details in nebulae such as M27, the famous dumbbell.

NIRを強調しています。
が、説明とは裏腹に、CCDは、普通はNIRまで感度があります。
吸収のと反射の影響があるので、裏面照射の方がたしかに有利ですが。
最近のSONYKodakのNIRの感度が低いのは、もっとなにか、原因がありそうだと思っていますが?


で、だれか、NIRとか言わずに、JやHバンドが撮れるカメラをGRASに置きませんか?>無理