meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

SS433

SS433の最近の測光の論文というのは、案外無いようです。
よくまとまっていてネットで簡単に読めるのは、大阪教育大の紀要のものです。

特異天体SS433のVRI測光観測
中島里香他,1996,大阪教育大学紀要,第45巻,第1号,115-130


これが元になっている英文の論文は、こちらです。
VRI Light Curves of SS433: Photometry and Model
J. Fukue, R. Nakashima, J. Arimoto, Y. Awano, S. Honda, K. Ishikawa, T. Kato, N. Kawai, K. Matsumoto, M. Okugami, T. Sakaguchi, Y. Tajima, K. Tanabe, K. Tsuda, Y. Watanabe, Y. Yamada, T. Yokoo
1997,PASJ,49,93


著者には、よく見る名前も、ちらほら。


で、4/3(4/4早朝)の連続測光の光度曲線です。
周期13.1日とは思えない大きな変光が受かっています。

13日の変光の上に、細かい変動が乗っているのだと思いますが、ADSとか見ても、可視の連続測光の論文は、少し古いのしか、見当たりません。
という訳で、夏のテーマに良いかもしれません。
でも、RS Ophがあるしなぁ。


#ADSをまじめに検索していたら、ロシアの論文がいくつも出てきました。
#みんな、ただでは読めないでやんの。

辞令

職場の設置法の改正案が年度ぎりぎり通った(はずな)ので、特定が取れて普通の独立行政法人になりました。
大きな違いは、(正式名称は忘れたのですが、通称)公務員に順ずる身分から、普通の民間の会社員と同じ扱いに、なりました。
国立大学法人あたりと事情が一緒になったらしいです。


新法人への移行は、自動的だったのですが、これにあわせて内部組織替えをしたので、昨日、移動通知の辞令交付がありました。
大人数なので、領域長(以前の部長)からの手渡しだったので、普通の格好でもらえてよかったです。
肩書きが、主任研究から主任研究に(w

大人の科学

id:suikanさんの3/31でも触れられていますが、大人の科学ニュートンの望遠鏡、昨日、組み立てました。
鏡筒用紙が出てきたときには、不安でしたが、工作のほうは結構よく考えられています。
で、やっぱり問題は、見え味ですね。
近くの景色しか見ていませんが、肉眼で見たほうがよく見えるくらい(w


で、何を考えていたかというと、もちろん、StarShootをつけて画像を撮ってやろうと目論んでいたのですが、無理そう?


ちなみに、私が中学生のときに初めて買った望遠鏡は、スリービーチ製の4cmニュートン反射経緯台でした。
鏡を押さえるリングが押し込まれていない位置で接着されていて、振ると鏡が動いて音がするという、非常に教育的な望遠鏡でした。
それまでに、数台の屈折望遠鏡の製作経験のあった私は、早速、糸鋸でばらして再組み立てしました。


後、大人の科学に着いてきた冊子、やたら、茨城度が高いです。
あ、K川さんは、千葉か?