meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

連星系東京研究会

来年5月に横浜で行われる研究会のお知らせです。

 *** 「連星系東京研究会」ファースト・サーキュラー ***

1) 開催概要
・日時:2013年5月25日(土)〜26日(日)
・会場:慶応大学日吉キャンパス(東急東横線日吉駅下車すぐ) 来往舎
・参加費:無料
・交通・宿泊案内は
http://user.keio.ac.jp/~mariko/conference/13binary.tokyo.html
 をご覧ください。
・セカンドサーキュラーは4月中旬を予定しています。

2) 研究会趣旨
 近年の天体観測の向上、とりわけケプラーによる高精度測光などにより、
食連星など変光星の研究がいっそう進展しようとしております。CHARA
よるβ Lyrやβ Perの両星分離撮像や、やはりケプラーによる食連星でのハビ
タブル惑星の発見など、興味ある発見が続いております。また理論面では、
新星の理解も大きく進展しています。
 一方で、CCDによる地道な食連星の測光調査も基本的な研究であり、
ノンプロも含めた観測は今後も多いに期待されます。
 ところが、近年アマとプロの交流が一昔ほど盛んに行なわれているとは
言えない現状もまた否めません。そこで、この度連星系に特化した研究会を
開催し、プロアマ含めた参加者間で広く議論したいと思います。
 新星、連天体、系外惑星の食現象なども広い意味で入るものといたします。
観測面でも、理論面でも結構ですので、ぜひご出席いただき、お互いの学び
合いの中で、連星系研究・観測の力を高めたいと願います。

3)「お祝い会」のご案内
 今回は通常のような懇親会は行いません。代わりに,次のような趣旨で
初日の夜に「お祝い会」を催させていただきます。
 日本における連星研究は、故北村正利先生の後、先にご退官された山崎
篤磨さんと並び、岡崎彰さん(群馬大学)、中村泰久さん(福島大学)が
支えてくださいました。両氏は、今年度3月末をもってそれぞれの大学を定
年ご退官されます。
 そこで、この研究会の機会に、両先生の長年の教育研究に対するご奮闘を
慰労するとともに、私どもをお世話くださったことに対する感謝の意を表するため、
そして、今後とも連星研究をリードしてくださることを期待して、ご定年のお祝いの
会を行うことといたしました。
・会場 慶応大学内ファカルティーラウンジ
・会費 記念品代を含めて1万円程度で検討中

4)世話人(発起人)
  伊藤芳春
  加藤万里子
  清田誠一郎
  齋藤理恵
  永井和男
  蜂巣 泉
  吉田加奈子
  鳴沢真也(代表)

5) 問合せ先
 鳴沢真也
 兵庫県立大学 天文科学センター 西はりま天文台
電話  0790-82-3886
 メール narusawa@nhao.jp