天の南極の合わせ方、わたしは、昨年Perth近郊へいった時に、Fさんに教わった方法を使っています。
先日のMt Carbineでもこれで一発でした。
(ステラナビゲーター9.1で作成)
図の黄色の線が、極軸望遠鏡のパターンなどでお馴染みの台形です。
が、これは意外と目立ちません。むしろ、σ Octのところの3つの星が直線に並んだ奴(緑色)が良い目印になります。
それを頼りに、8等星2つを見つけます。そして、赤く書いた三角形をイメージして、極軸の中心を合わせます。
#三角形の頂点(天の南極)には、星がありません。あしからず。
8等星なんて暗くてと思うかもしれませんが、天体写真の撮影に行くような場所なら極軸望遠鏡で楽勝で見えます。
はちぶんぎ座自体は、わたしは、極軸の高さを緯度に合わせて、だいたい南に望遠鏡を向けて、赤道儀自体を振って向けています。
#後、最近は、iステラとか方位高度に追従して、見ている方向の星空を表示してくれる星図ソフトもあるので、南天の星座に不慣れでもどうにかなります。