meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

日本の論文数

Moriyama.com経由
あまりにも異常な日本の論文数のカーブ (ある地方大学元学長のつぼやき)


研究費や人員抑制の問題など、分析されている内容にも、うなずける点もあります。
わたしが、最近、感じているのは、最近は、業績は論文数でなく、それにインパクトファクターを加味されるようになったので、以前なら、研究のプライオリティを得る(つばを付けておく?)ために、結果が出たらすぐに論文化していたものが、最近は、より上の論文誌を目指して、ある程度、結果がまとまるまで論文化しない傾向があるのではないかということです。
Plant Journalなんかを見ていると、1報の論文で、これでもこれでかというくらい実験を積み重ねてる論文が多いです。


独法になって、実は、論文数も中期目標に数値として示されているのに、論文数が伸びない(減ってる)のが悩みになっているようです。
#それより、一律な論文数の数値目標はやめて欲しいかも?
#まぁ、少し前の新聞では、景気が悪いので企業の研究が減っているというのを論文数低迷の原因と報じていた気もしますが。