meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

著作隣接権

「この作品が売れたのはオレ様のおかげ」? 出版社の著作隣接権は「誰得」なのか (ITmedia)
これまで、文章でかわして来なかったからといって、やはり、何がしかの成文化した契約は必要と思います。
出版社に著作隣接権を認めるか否かは、Yes/Noの2択でなく、出版社にどこまで権利を認めるかという議論だと思っています。


例えば、企画にまで、編集側の権利を認めてしまうとなると、私家版変光星の観測を、ゼロから書き上げ直して、フリーで公開しようかという時に困ります。
特許も、アイデアには権利を認めないですし、現状の著作権のように、執筆された原稿そのものに権利は制限するべきだと思います。

校閲とは、ただ字の間違いを探すだけではありません(それは校正です)。日本語のおかしいところやわかりづらいところも指摘されますし、そこでよりよい文案も提案してくれます。またたとえば「この時間で新宿から松本まで行けたかどうか」などの事実関係もチェックしてくれます。丁寧に時間をかけてやる場合は、「寛政4年のこの日は大雨だったので隅田川を渡るのは無理だった」とまで指摘されます。
上記、「この作品が売れたのはオレ様のおかげ」? 出版社の著作隣接権は「誰得」なのか (ITmedia)

天体観測の教科書 変光星観測編orz
#月天の連載では、式の間違いを指摘していただいた事があります。