meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

101107

昼間、Mayhillで、HT Casを撮りました。
北天だからうちのレパートリーの星ではないとうそぶいていたのですが、発達したスーパーハンプの光度曲線を見て気が変わりました。
このビックウェーブに乗るしか無いといった感じです。
#でも、WZ Sgeの時のように、望遠鏡を新調するまでにはいっていない模様?


後は、SDSS J080434.20+510349.2だけにしました。
#この星の静常光度って何等なの?


池谷・村上彗星も撮ろうと思っていたら、望遠鏡が混んでいて断念しました。
Yさんとか、SEDNAさんとか撮られていましたが、低空+薄雲があったのでポインティングがうまく行かず、苦労されていました。
運良く撮れている方の画像を拝見していたら、やはり、半円状のコマの中に、尾を引いたようなコマが写っていました。
発見当初も、やや歪だなと思っていましたが、ここまで顕著でなかった気もします。
#そろそろ、大きな望遠鏡で撮った分裂核の画像が公表されたりして???


しかし、大きな望遠鏡は地平線付近には向けられない仕様のものも多いような気がします。
セルでの、主鏡の保持の問題?
逆に、地平線付近専用の望遠鏡を作ったら面白いかも?


つくばは、Nga予報を見て、アルゴルを撮りに出かけたら、曇られて、すごすご帰ってきました。


(追記)

後は、SDSS J080434.20+510349.2だけにしました。
#この星の静常光度って何等なの?

あぁ、この論文を読めばよかったんですね。
SDSS J080434.20+510349.2: Eclipsing WZ Sge-Type Dwarf Nova with Multiple Rebrightenings
Taichi Kato, Elena P. Pavlenko, Hiroyuki Maehara, Kazuhiro Nakajima, Maksim Andreev, Sergei Yu. Shugarov, Pierre de Ponthiere, Steve Brady, Geir Klingenberg, Jeremy Shears, Akira Imada, Kenshi Yanagisawa
Publications of the Astronomical Society of Japan, Vol.61, No.3, pp.601--613