七草の唄にでてくる言葉ですが、googleと、鳥による伝染病の伝搬をさしているという解釈が散見されます。
こういう解釈が、いつ頃からでてきたのか、調べてみると面白そうだと思いました。
唐土の鳥は、鬼車鳥という鳥だとするはなしもあります。この解釈の原典みたいなものも知りたいところです。
ちなみに、祖母からは、子供の頃、ぜんぜん違う説を教わりました。
唐土の鳥というのは、漢字なのだそうです。
漢字の起源が鳥の足跡だとするのを彷彿とさせる説ですね。
「唐土の鳥が渡らぬ先に」というのは、漢字が伝わるよりずっと古くからという意味だと教わりました。
ただし、この後、鳥を追い払うような歌詞が伝わっている地方が多く、そうだとすると、上の説は合いませんね。
この唄の古い形では、この部分は違っていたのではないかとか、妄想しています。
ちなみに、祖母は、女学校にも通わせてもらっていたお嬢様で、どうして、うちの祖父みたいなところに嫁いできたのかわからない人なのだそうです(w