meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

V407 Cyg

こういう時の頼みの綱は、DurbeckのThe Catalog and Atlas of Galactic Novaeです。
1936年のデータは、やはり、VSSらしいので、わたしは読めません。
t3:?
になっているし、スペクトルの確認がされているのかは不明です。
#うっかり、今、手元に無いので、詳しくは後程?


(追記)
C. Builさんの撮られたスペクトル
幅の広い輝線に吸収線が重なっている様が、やはり、共生星で反復新星のRS Ophに似ているそうです。


(追記2)
さて、The Catalog and Atlas of Galactic Novaeでの記述ですが、
発見報告は、C. Hoffmeister VSS 1 (1949) 295
変光範囲 13.3p-17.0pとしてありますが、これは、1936年の新星現象は考慮していない値ですね。
t3:?

The brightness rise occurred on 1936 August 29, followed by a steady decline; it is traceable until 1939 August.

とあります。やはり、VSS(Veroff.Sternw. Sonnerberg)の現物がみたいです。
うちの資料の山にcopyは、無かったかな?