分厚いです。
いろんな星のスペクトルが載っていて、眺めるだけで楽しいです。
知ってる変光星がいっぱい出てきます。
CCD時代の、スペクトルアトラスは、横軸波長、縦軸fluxのグラフばかりですが。
2.3 Multicolor photometry and stellar classification、測光システムの話ですが、コンパクトによくまとまっていて、下手な測光のテキストより良いかも知れません。
T型わい星のところは、著者らの専門らしく、力が入っています。
#Tって、Lの次らしいです。
新星のスペクトルのところは、Tololo nova projectのTololoッシステムの紹介が載っていますが、普及していない感じもします。
という感じで、少し、物足りない部分は勿論ありますが、良い本だと思います。
著者のweb、The NStars Spectra Homepageにいくらか、オンラインの情報があるそうです。
XMK22/WinMKっていう、スペクトル分類用のプログラムがあるそうです。
