夕方から快晴だったのですが、昼間の雨で、もやが立ちこめています。
前日の疲れもあるし、望遠鏡のフォーカスは、分光器用に合わせたままだしということで、夜半過ぎのはくちょう座新星の分光からスタートにしました。
しかし、追尾のずれが大きく、スリットの上になかなかとどまってくれていません。
#スリットビューアーが無いので、追尾という訳にも行きません。
Hα輝線の目立つ新星らしいスペクトルが撮れました。
ちなみに、アライメントの確認で最初にテストで、アルビレオを撮ったのですが、主星と伴星の色が違うので面白かったです。
その後,新星sを、Bバンドも含めて撮りました。
Bバンドだけ、フォーカスの位置が違うのですが、フォーカスノブを手で適当に回すだけで、結構、合います。
#要は、ピンぼけでも気にしないということ?
25cmを使っていた時は、オートフォカスだったのですが、20cmに変えてから、接眼部が重すぎるのは問題と判断して、電動フォーカサーを付けていません。
ついつい面倒+時間が掛かるので、Bを撮るのは、時間がある時だけになってしまっています。
(追記)
DSS-7のautoguideについては、googleったら、Pellicle Autoguider for the DSS-7 Spectrograph Gary M. Cole(2007)ってのを見つけました。
beam spliterを前に入れて、on-axisで、guideしようというアイデアです。