泉は枯れたかと題して元協和発酵の岡徹夫さんが、微生物探索が見直されつつあるという話を書かれています。
コンビケム+ハイスループトスクリーニングによって、新規微生物の探索というのが時代遅れの戦略になるかと思われた時代を経て、再び,従来の探索が脚光を浴びつつあるというお話でした。
探索を絞った大企業に対して、探索を行ったベンチャーが伸びているというのが、その理由のようです。
最後の段落で、農業生産に起因する原材料の高さから、日本国内では、コモディティの生産は難しく、高付加価値がこれからもキーワードとされていました。
発酵産業でさえそうだと聞かされると暗い気持ちになります。
だからといって、高付加価値ばかりを追う戦略も、どうなのかなと思います。