meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

20年度センター試験

生物の問題を解いてみました。
第5問の開花日の問題は、自分の研究分野に近過ぎてスルーしたいです(w
でも、一つだけ、コメントすると、あれは、グラフの書き方が悪いです(w


オーキシンのアベナテストの方は,一見グラフの読み方を見る問題に見えて、オーキシンの作用についての知識を問う問題になってしまっています。
屈曲の原因は何なのか、調べるのには、更にどういう実験をしたら良いでしょうという問題にすれば、もと、良い問題になったかも。
#まぁ、オーキシンの作用については授業でもやっただろうと言われそうですが。


続いて,地学
地学の第5問もだめ。
おれ、ケプラーの法則は空で出てこない(<それも、だめ過ぎだが)けれど、木星の公転周期が12年であることは、知識としてで無く経験としても知っている(毎年、黄道12星座を1づつ移動する)から、木星の軌道半径が5天文単位として問題に与えられている時点で、検算が出来てしまいます(w


問2は,スペクトル型と表面温度の関係を知識として求める問題だから、やはり、ペケ。

Cの設問の

近くにある明るい星の光を受けて輝いて見える星間雲は、散光星

ダウト、反射星雲かもしれない。

暗黒星雲では、多数のブラックホールが光を吸収している

ぷしゅー<魂の抜ける音
この誤選択肢を考えた人、えらい。
っていうか、最近の高校の地学では、ブラックホールも扱われているのか?


第1問は、若い地球論者には辛い設問かも?