文部省の人クローン胚の研究目的の作成・利用のあり方について(中間取りまとめ)にたいするパブコメが、/.で話題になりました。
案の定、現状から大きく飛躍して、クローン人間の是非に話題が発散してしまった感があります。
で、昨年暮れの分子生物学会の幹細胞バンクに関してのシンポで、バンクの代表の方の講演で印象に残っているのは、
「誤解があると思っているのは、樹立したES細胞は増殖が可能で、胚の破壊がその都度必要である訳ではない」
といった趣旨の発言でした。
例の黄教授の疑惑で多くの胚が使われたことにも関連して、このあたりに、確かにこのあたり誤解があるかなと思っています。
ES細胞の作成には、元になったイブ(イブとアダムかな?)があるのは確かなのですが。
このあたりの新規樹立について、厳しいルールを設定するのが、今回の中間とりまとめの骨子の1つです。