meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

120208

Nerpioで、なにか撮ったのですが忘れました(w
#FTPの調子がわるいと告知がありましたが、そのせいか、ファイルが残ってません?
NerpioのT17で撮ろうとしたのは、途中でエラーが出て止まってました。
Officerも晴れたのですが、T9を使う人が多くて、奪い合いでした(w
PR Lupを撮っった後、やっとこさで、QY Musを撮ったのですが追尾してくれてませんorz


つくばは、夜半過ぎに風が強くなったことで、晴れたのに気づきました。
明け方、RS Oph, V1280 Sco, V5587 Sgrでした。

IK Peg

星の情報経由

主系列星白色矮星からなる6等級の連星、ぺガスス座IK星。主系列星の進化の結果、外層大気が白色矮星に降り注ぐと、白色矮星の質量が限界を超えて超新星爆発へ。現在の150光年という距離で起こる場合、強烈な紫外線、エックス線、ガンマ線オゾン層が破壊され地球上の生命は危険に。
(山田陽志郎 Yoshiro Yamada @sinus_iridium)


ほう、そんな近くに、Iaがた超新星候補が?
IK Pegってどこかで聞いた気がしますが、忘れたので、もとの文章を読んでみます

The mass of the dwarf is its most intriguing and unexplainable feature. Spectral analyses lead to the extraordinary mass of M=1.12M.
(Catch a Star! 2004)

って、白色矮星の質量が、1.1太陽質量ですか。
食連星では無いみたいなので、詳細なパラメタは判ってなさそうなので、分光的に決定された白色矮星の質量に不定性はありそうですね。


で、そもそも、相手の星から質量は注いでるの?

While the A star was still on the main sequence the secondary star, that has been much more massive at that time, run out of hydrogen. It has started to burn Helium. Its atmosphere has expanded to an enormous size.
(Catch a Star! 2004)

そうですか、この先、もっと進化すればですか?
まぁ、先は長そうですね。
もっとも、質量降着率が小さければ、白色矮星は、太らずに、新星爆発の度に削られていくそうですし、どっちにしろ、白色矮星を含む連星系という以外、超新星候補である要素はなしですね。
#もとの記事も啓蒙記事のようで、IK Pegの最近の観測データを紹介するのがメインで、興味を引いてもらえるようお話を使った感がします。

ガイド鏡

以前、一時期、オートガイドの練習をしたのですが、miniBorg60ED+DSIのシステムは取り回しが大変でやめました。
星ナビの古庄さんの連載がオートガイドになたことだし、もう一度、チャレンジしようかと思い始めています。
そもそも、連続速攻中に、目的星が視野から逃げて苦労していますし、視野の中で星が動くと、flat補正で補正しきれない系統誤差の出る時があります。
#V773 Tauでは、苦労しました。


ST-i+ガイドキットがベストなのですが、資金がありません。
それに、在庫もまだ潤沢で無いようです。


iTelescope.NETをみると、ST-8300とe-finderをつかている例があって、本体はコンパクトです。
でも、これも、電源コードも要りますし、大変そうです。
ペンシルborg+DSIなんてどうでしょう?

Advances in Astronomy

Hindawi Publishing Corporationという、なにがなんだかわからない数のOpen Access Journalを出している出版社の天文学の論文誌です。
時々、投稿しないかとe-mailが来ますが、聞いたこともない雑誌だしという感じだったのですが、仕事がらみの論文がここの雑誌だったので、ついでに見てみました。
昨年、特集でも組んだのか、リモート望遠鏡に関する論文が山ほど載っていました。Pi of Skyとか、MASTERとか、知った名前が目白押しです。


なお、読む分にはただ(Open)だけれど、その分の費用は投稿料で賄われている事が多いのですが、この雑誌は投稿料もただだそうです。
まぁ、わたしは、ここの雑誌に投稿することはないでしょうが?