meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

110213

Mayhillで、ER UMa, SDSS J133941.11+484727.5, SN 2011B, V5587 Sgrでした。
Officerでは、NR TrAだけ撮りました。


つくばは、昼間は快晴だったのですが、夕方、雲がちらほら出だしてやきもきさせられました。
KT EriやV1647 Oriとか、平日には撮れない星が撮れました。
その後は、Y CMa(増光中?)、V838 Mon, SN 2010jl, HS Hyaを撮りました。
どうにか、夜半までは晴れてくれました。
HS Hyaは、しばらく前にシーズンインだったのですが、いろいろ忙しくてやっと撮り始められました。
#変光範囲が小さいので、変光がちゃんと受かるかは、天候に左右されそうですが。
OT J094840.0-345138も撮ってみましたが、既に暗くなってしまったのか、写っていないようです。


(追記)
OT J094840.0-345138は、撮った画像を合成してみたら、かろうじて写っていました。
やはり、既に暗くなってしまったようです。

秋葉原のライブカメラ

Google mapにウェブカメラの検索が付いていたので、見つけました
って、秋葉原なんだから、あって当たり前ですね??
件の中央通りの交差点です。
そういうえば、秋葉原歩行者天国、今度のは、中央通りの交差点も歩行者天国になってるのですね。
まぁ、理由は、すぐに思いつきますが。

地磁気の偏角

ugemさんのところで、方位磁針は、日本付近では実際の北より少し西を向くことを知りました
えー、東じゃないのか!?
日食等で昼間に赤道儀をセッティングしないといけないときとか、方位磁針のお世話になります。
知らないでいたら、誤差を大きくしてしまうところでした。
#夜のうちに北極星で合わせておけると楽なのですが。


で、原因は、シベリアの地磁気異常だとか
シベリアに何があるのでしょう?
古代文明ロストテクノロジーの巨大構造物でも埋まってたらりして(w

Expired

DC-3 Dreamからのメールによると、MaxIm DL 5.13や5.14とPinPointの組み合わせで、不具合が報告されているそうです。
PinPointの期限が切れているというpopupが出るそうです。
#当然、Pinpointが使えないのでしょう?
#そういえば、先週、MaxImDLのMLで、不具合が出た方からのレポートがあって、やり取りがされていました。


1つ目は、
full licenceのPinPointか、ACPをinstallしている人で、free upgaradeの期限が過ぎていて
かつ、MaxImDL 5.13をinstallした場合に起こるそうです。
普通は、期限が切れても、upgaradeが出来ないだけで、そのまま使い続けられるのですが、MaxImDL 5.13との組み合わせで不具合が出るということのようです。


2つ目は5.14で、同じように、警告のpopupが出るというもの。


1つ目は、ACP 5.1の問題、2つ目は、MaxImDl 5.14のinstallerの問題だそうです。
対策が行われるまで、5.13や5.14へのupgaradeは待って欲しいということでした。

危ない、危ない、5.14のupgardaeは、落としただけで、まだ、installしていませんでした。

RU Virの星図

RU Virは、2重周期が顕著なミラ型星です。
Wnmさんが、日本変光星研究会の会誌「変光星 No.262」に紹介記事を書くのに合わせてAAVSOのVSPで描かせた星図と、従来の星図で比較星光度が結構違っていると指摘されていました。
で、調べてみました。
AAVSOの旧星図が手元にない(厳密には持ってるけれど、すごく古いのしか無い)ので、日本変光星研究会のwebに置いてある平澤康夫さんの作られた星図と比較してみました。
平澤星図、等級の出典は書かれていないのですが、比較星のチョイスがAAVSOとそっくりなので、きっと、AAVSOだと類推しました。


結果です。
AAVSOのVSPは、WOULD YOU LIKE JUST THE FIELD PHOTOMETRY?の所にyesのcheckを入れると、元になった等級と出典も表示されます。
そこから、元になったV等級での測定値と、BーVも表にしてあります。
#BとVで、出典が違ってる星が殆どで、厳密では無いのですが。

AAVSO AAVSO V 出典 B-V 平澤
94 9.353 TASS 0.922 92
97 9.722 ASAS-3 0.609 96
103 10.316 SRO 0.775 103
105 10.509 SRO 1.181 106
115 11.475 SRO 0.822 116
117 11.666 ASAS-3 0.574 119
123 12.344 ASAS-3 0.396 123
125 12.534 SRO 1.006 127
132 13.190 SRO 0.828 132
138 13.809 SRO 0.719 136
141 14.077 SRO 0.965 140
154 15.362 SRO 0.714 146

146が、VSPでは、154と大きく違っていることは、Wnmさんがすでに指摘されていました。
極小付近の観測が、この比較星のせいで、ズレているのではないかと、Wnmさんは心配されていましたが、AAVSOの観測で、眼視観測とCCDでの観測を比べてみて、さほどおかしなところがないので問題なさそうです。
#まぁ、眼視観測をしているときにこれだけ違っていれば、気づいて、比較星には使わないか、自分で改定して使うでしょう、きっと。


出典のSROってのは、Sonoita Research Obs.で、比較星等級の改訂のための観測をしている望遠鏡ですね。
しかし、結構、赤い星も比較星に含まれていますね。RU Virがもともと赤いし、かえって好都合ですか?