meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

Soloar StarSeeker

日食用に、OrionのSolar StarSeekerを買いました。

SkyWatcherでは、SolarQuestという名前で売っています(どちらが、OEM??)。

AZ-GTiに、太陽専用のStarSeeker装置と、GPSを積んだ架台です。

AZ-GTiと同じで、積載能力は高くないですし、太陽専用というので使いみちが限られますが、なにより、いい加減に置いて、スイッチを入れるだけで、太陽を自動導入+追尾してくれます。

 

 

 

 

 

 

SN 2019ehk

Jaroslaw Grzegorzekさんが、M100に見つけられた超新星です
撮ってみました。
https://meineko.com/ccd/SN2019ehk.jpg
ATel #12707の G. Dimitriadisさんらの分光結果によると、重力崩壊型の超新星ですが、細かい分類については追観測が必要だそうです。
M100で重力崩壊型だとするとHSTの画像等で、爆発前天体の同定ができそうですね。


(追記)
M100の超新星は、6つ目で合ってる??

TCP J05515391+6504346

TOCPに報告された西村さん発見の突発天体です。Schmeerさんによる増光前天体候補の同定結果ではわい新星の増光では無いかということです。
撮ってみました。天候が悪かったのと、予約が混んでいて、Bで1枚しか撮れませんでした。
https://meineko.com/ccd/TCP_J05515391+6504346.jpg
西村さん、発見おめでとうございます。
連続測光の結果に期待です。

光度曲線用のExcelのtips

Excel方眼紙(データの再利用を意識していないExcelのフォーム)や、統計関数のバグ等で、あれは、データをbrowseするには便利なのだけれどねぇと揶揄されるときもあるMS-Excelです。
グラフは、gnuplot一択でしょうという方は別として、アマチュアや中高生にはデータ整理の時に結構使われています。

そこで、Excelで光度曲線を描くときに便利なtipsを2つ紹介します。

光度軸を反転

光度曲線は、明るい(数字の小さい方)を上に書くのが一般的です。
軸を反転したい時は、Y軸を選んで右クリックから、軸の書式設定で、軸の交差の軸の最大値を選ぶのと同時に、軸の反転にチェックを付けます。
https://meineko.com/etc/reverse-Excel.jpg

30時間制

深夜を跨いで日付が変わるのが煩わしいので、30時間制を使うことがあります。
時刻の入ったセルを範囲選択して、右クリック、セルの書式設定、表示形式で、ユーザー定義に、[hh]:mm:ssと設定して、これを選べば、30時間制で表示されます。
#hhを[]で囲みます。
https://meineko.com/etc/30h-Excel.jpg